古墳修繕工事、実施中~よろしく頼むぞ~

先週から、心合寺山古墳の園路の修繕工事をしておる。
2005年に開館してから園路の舗装はそのままなので、表面が徐々に…流石に全面は…なので、特に舗装が削れている後円部の階段部分周辺を重点的に。
 

 
ということで、まずは後円部の下段のところを。工事の者たちご苦労!

 
今週は、後円部の頂上に登る階段を実施する。ということで、今週いっぱいは、後円部の頂上へは行くことができない。写真の所な。
 

 
詳しくは下の図の通りだ。ということで、よろしく頼む!
 

「はにわスノードーム作り」で楽しんでもらったぞ~

ブログの更新がなかなかできずにすまんな。
ま~たまにSNSでも発信しておるので、そちらも見てもらえばと思うが、このコロナ禍で積極的にPRもな~と思いつつなのだ。

とは言え、1月に実施した月替わり体験の「干支のミニ埴輪づくり」は、ファミリーが来てくれ、いろんな牛が誕生したぞ。

そして、2月はタイトル通り「はにわスノードームづくり」だ。こちらは、毎年この時期に実施している限定体験。
こちらも人気で、先週からたくさんの子どもたちが作ってくれているぞ。
 

 
小さい子も多いので、実際の作業は大人だったりするけど。とにかく、かわいいスノードームを作って、家に飾って、埴輪好きになってくれ!!
 

2021年、新年のあいさつだ!!

やぁ!ハニワこうていだ。
 

世界征服を始めて9年目の2020年は…
コロナ禍でいろんなことが大きく変化した1年であった。
 

 
まず2020年3月に学び場100回記念シンポが直前で中止。
 

 
さらに3月3日~5月21日まで臨時休館…
 

 
再開後も、慣れない感染対策などいろいろあったが…
大変なことばかりではなく、新しい取り組みも!
  

 
6月から、古墳カフェ、夏の体験まつり、学び場、これまでのリアル事業を、それぞれをオンライン化して開催!
  

 
すると、八尾はもちろん、全国から参加してくれて、 新たなミュージアム活動の可能性を感じた取り組みとなった。
  

 
世界征服を目指しているハニワ帝国には、これをチャンスに さらに頑張っていきたいと思っているぞ。
  

 
ということで、2021年もよろしく頼む!
 

 
ちなみに、新年のしおんじやま古墳学習館の月替わり体験メニューは、「干支のミニ埴輪を作ろう」丑年なので、牛形埴輪を作る体験を行うぞ。
作りたい者は是非来てくれ!最後は宣伝で終了だ~!!
 

2020年もありがとう!最後に余からのプレゼント?~おおさか古墳サミット特典動画で登場だ!~

先日12月12日に行われた「おおさか古墳サミット」その動画に+特典動画が追加されて公開されたぞ。

特典動画では、ライブ配信時は最後の記念撮影だけだったキャラクターたちが再び登場。余やハニワ部長がおしゃべりしながら紹介しているぞ。
 

この動画の最後の最後、2:06~7分程度出ているので、年末最後のプレゼント?として、ま~見てくれ。
ちなみに、台本通りに進行している感じだが、実は全くノープラン。キャラ紹介の原稿だけあって、後はぶっつけ本番。なので一瞬無言がある時は、リアルにどうする?って若干焦っている?感じもあるので、そのあたり楽しみながら見てくれ。
 

 
ということで、今年はコロナ禍でいろいろあったが、来年は…
ま~急に解決はしないと思うが、前向きに頑張っていくぞ。では、引き続きよろしくな~

古墳フェス・はにコット9.5に登場してきたぞ~

やぁ!ハニワこうていだ。
 

 
昨日、告知した「古墳フェス・はにコット9.5」無事終了したぞ。
とは言え、いろいろあったな…

まず、スタートが30分ほどトラブルで遅れるというトラブル!機材の調子が悪かったらしい。ま~オンラインはいろいろ大変だな。

とにかく14時スタートが14時半スタートになったが、余は元々16時スタート予定だったので、ま~落ち着いて視聴。
 

 
そして、いつも世話になっている大阪府立弥生文化博物館のカイトとリュウさんや、名古屋市の志段味古墳群のしだみこちゃん&埴輪氏武、藤井寺市のまなりくんなどが登場。それらをボチボチ見ながら準備。
 

 
持ち時間は10分ほどで、12体のキャラのリレーでそれぞれの活動を紹介。今回せっかくのオンライン企画なので、心合寺山古墳を紹介しないと。ということで、ポケットWi-Fiで古墳からライブ中継することに。
 

 
しかし、このWi-Fiの電波が、日によって微妙…
調子のいい時もあれば、悪い時も。
なので、側近がしているオンライン講演会の学び場も、最近は動画を事前撮影して、リアルタイムで説明を加える…そんな形にしているのだが、今回はリレー中継ではその策は使えなさそうで、ライブ配信することに。

一応、事前のチェックではいけたので、本番もGO!
だったのだが…

余の登場2つ前のキャラの時に、準備万全で余と側近が古墳に到着したら…
側近「電波がおかしいです…Wi-Fiがつながっていない…」
余 「ポケットWi-Fiは?」
側近「あっ、学習館に忘れてきた」
余 「おい!!!」
ということで、学習館に駆け出す側近。慌てて戻ってきて、接続のもろもろの再設定。あ~どうなるどうなる!?って再接続が完了したら、1つ前のキャラが説明中…

ふ~ひと安心。
 

 
ということで、何事もなかったように、中継スタート。
(実際の中継では、このくだりを話したけど)
 

 
ちょうど夕焼けの時間になっていて、夕陽を受けながら、立派な墳丘について説明。
 

 
階段を上って、前方部に移動。墳丘の上で、当時の見晴らしについて説明。
 

 
そして、終わりかけ…に、ちょうど!?電波状態が悪くなってきて、さよなら~って感じで終了。
 

 
どんな感じで中継されたか?、学習館で中継を視聴しているはずの側近もちょうど来館者が増えてきて、ぎりぎりスクリーンショットが撮れたくらい。
 

 
ま~余は楽しかったので、心合寺山古墳の魅力は伝わったかな。
側近も違う意味で無事中継が終わってほっとしておったぞ。

また全体の進行も、みんなが少しずつ予定を短くして、番組終了は予定通り17時に。
 

 
結果オーライ。そんな感じで、無事終了した「古墳フェス・はにコット9.5の古代キャラ大集合!」みんなご苦労であった!
 

 
最後は、閉館時の心合寺山古墳。夕陽がホントにきれいな日であった。
 

八尾市立上之島小学校1&2年生が来館してビックリ発見!と学芸員の力を感じたぞ~

やぁ!ハニワこうていだ。
 

 
先日の3年生に続いて、八尾市立上之島小学校の1年生と2年生が、しおんじやま古墳に遠足に来てくれたぞ。
3年生と同じように今回のために作成した「しおんじやま古墳&自然ビンゴ」を使って楽しく古墳を散策してもらった。
 

 
ということで、10月30日の1年生の見学の様子。最初に余が登場して、あいさつとビンゴの使い方の説明をしたぞ。
 

 
その後は、クラスごとに古墳や広場を移動して、ワークシートにあるいろんな指令をクリアするために観察してもらった。
 

 
どんぐりや葉っぱなどを集めながら楽しく古墳を散策。どうもありがとう!
 

 
ちなみにワークシートはこんな感じ。「う○ちを探そう~」はやはり鉄板だったな。
 


続いて、11月6日に来てくれた2年生の様子だ。
やはり地元だけあって、余のことを知っている者が多数。地元は盤石だな!!
 

 
その後は、同じように古墳に移動してワークシート。
2年生は班で自由行動。
 

 
すると、ある班の男の子が…
 


「卵の殻見つけた!!」って
 

 
みんなで「おお~!!!」
よく見ると、白い殻で大きさは2~3センチほど。
 

 
一緒にいた側近は、古墳は詳しいけど鳥の卵の事は…なので、「事務所でネットで調べてくるわ~」って戻って「白い 卵 小さい 殻」で調べたら、メジロかも?ってことで、最後に全員集まって、ワークシートで見つけたものを共有する時に紹介。
ただ、側近は詳しくないので、「自然の学芸員の人に写真メールしてちゃんと聞くから、間違っていたら連絡します!」って。
 

 
そして、昼食後に子どもたちが帰った後…
その自然の学芸員から返事が来て、「メジロだと大きすぎるから、おそらくキジバトかな?」って。改めてネットで検索したら確かにメジロだと1センチちょっとぐらいの大きさで、ハトの卵であった。
すると別の側近が、確かに最近ハトがよく鳴いてたわ~って。

流石!やはり専門家だな。早速、学校に訂正の電話入れておいた。
余も側近も勉強になった自然ビンゴ。しおんじやま古墳には、いろんな学びがまだまだあることを知り、またいろんな学芸員のネットワークも大切だな!と改めて感じた学校見学であった。

卵について教えてくれたK資料館のK学芸員ありがとう~

神戸女子大学・博物館経営論の学外研修で、しおんじやま古墳ときんたい廃校博物館の見学に来てくれたぞ!

やぁ!ハニワこうていだ。
 

 
10月25日に、神戸女子大学の博物館経営論の学外研修で、しおんじやま古墳に大学生が見学に来てくれた。昨年度もこの授業の生徒が来てくれたのだが、今年度から側近の学習館の館長がこの授業の非常勤講師をしておるのだ。

経営論なので、博物館の運営について、どのように考えて進めていくか?それを実際の博物館で見て考えようという趣旨。
 

 
ただ、このコロナ禍で授業がオンラインなので、学生と対面で会うのはこれが最初で最後みたいだ。学生にとっては、いつも画面越しに見ている先生だが、先生側は「初めまして~」状態。
ちなみに、オンライン授業では、しおんじやま古墳でのこれまでのオンライン企画のテクニックを駆使して!?、チャットやグループ分け機能、グーグルフォームを活用、学生もオンラインでここまでするの初めてです!って感じで、双方向でやり取りしてるそうだ。
なので、挨拶し終えたら普通に話をする感じで、見学がスタート。
 

 
いつものように古墳や、学習館内や展示室を案内。ただ今回の見学は経営論で、次回の授業でこれを元に「しおんじやま古墳」をSWOT分析するそうだ。なので、経営的な視点も入れて案内。
 

 
みんな、熱心に聞いてくれていたぞ。
 
って、昨年まではこれで終了していたのだが、今年は、しおんじやま古墳だけでなく「きんたい廃校博物館」も見学。
今年プレオープン中の私設ミュージアムで、公立のしおんじやま古墳とはまた違った状況。経営論的にもこれを見学しない手はない!
(先日依頼をしたら快諾!定例のオープン日以外にも関わらず開館してくれた。ありがとう~!!)
 

 
ということで、学習館を出発して、徒歩15分ほど…
 

 
きんたい廃校博物館のある旧高安中学校に到着。
館長の大橋さんから案内。いつもなら、展示物のこの地域に住んでいる生き物の話がメインだが、今回は設立の経緯から、どのような体制で運営しているか?経営の話をメインに。
 

 
なんと、その内容を水槽黒板に整理してくれていた。すばらしい~!
 

 
そんな話を聞いた後は、自由見学
 

 
カメラ女子の者たちは、写真を撮りまくっていたぞ。
 

 
そして、廃校内にある他の活動も紹介。ということで、別の教室に移動~
 

 
元々音楽室だったところで、木工教室をしている谷さんから、普段の活動や「木育」の話。
 

 
こちらもとても熱心に聞いてくれた。

今回、受講生が40名程いたので、午前・午後の2回に分けて見学。
ほぼ1日、案内などで対応してもらった。大橋さん、谷さんありがとう~
 

 
ということで、学生たちと記念撮影。
側近の館長も「これでみんなと会うのは最後だと思うけど、これからもよろしく~レポートもよろしくね~」って言っていたぞ。次回以降の「しおんじやま」と「きんたい廃校博物館」のSWOT分析、結果が楽しみだな。
 

 
また移動の途中、学生の一人が「八尾いいですね~住みたくなりました~」って。ありがとう~!今回の学外研修で、博物館の学びに加えて、この地域の魅力が少しでも伝わったのなら、うれしい限りだ!

今年度初の学校見学!で、初登場のワークシートだ!!

今日は、今年度初!の学校見学があった。
コロナ禍で仕方ないとは言え、ううう…

また、いつもは小学6年生の歴史学習での来館がほとんどだが、今回は小学3年生。しおんじやま古墳からすぐ近くにある、八尾市立上之島小学校の児童たちだ。ありがとう〜!!

先生に聞いたら、いつもは電車を使って遠足に行くようだが、この状況なので徒歩で行ける古墳に!となったそうだ。

ただ3年生なので、歴史学習ではなく遠足が目的。なので、授業で習っていない「古墳」を学ぶ、6年生向けのワークシートを渡してもな…と思って、今回ワークシートを新たに作成!
 

 
「しおんじやま、こふん&しぜんビンゴ」だ!
しおんじやま古墳には自然も生き物もたくさんあるしな。それらを自由に観察しながら探検してもらうという内容。

なので、「どこどこに行け」「◯◯埴輪を探せ」的な内容ではなく、「赤いものを探そう」とか、「長いものを探そう」とか、ざっくりした指令。

自然系の施設ではよくあるフィールドを楽しむビンゴのアイデアをパクっ…いや参考にさせてもらったのだ。
また側近に、しおんじやま古墳なりの指令も考えさせて、イラストを描かせて…
先週に何とか完成。今回初披露〜となったのだ。
 

 
そして今日…
まずはいつも通り、余の登場〜(でも久々!)

近くの小学校という事もあって、余のことを知ってる子もいたが、知らない子が大半?さらに、余が片手に大刀を持ってるのを見た瞬間、「あ〜日輪刀や!鬼殺隊や!」って。
 

 
おお〜去年の学校見学ではありえなかった反応。鬼滅の刃、どれだけヒットしているんだ!?
「余は鬼は切らん!マナーの悪い人間を切るのだ!!」と言いつつ、たった1年で時代の変化を感じたぞ。ま~次は「この近くに鬼の手を埋めた古墳があるぞ!」って言ってやることにしよう。
(ホントにその伝承がある古墳があるのだ)

そんなやり取りをして、ワークシートの説明をして、古墳探検スタート。

探検は、基本班行動で回ってもらうが、今回はビンゴの指令の一つに、「古墳の葺石を登ろう」があるので、全員で移動して古墳登り体験。
 

 
たまにイベントでも側近が見守りながらする体験だが、いつも人気。もちろん、ただ登るだけじゃなく、葺石の間の草を抜きながら、文化財保護活動をしてもらうのだ。楽しみだけじゃないぞ。一応。
 

 
古墳登りの後は、班で移動して、それぞれの指令をしてもらった。いつもの6年生は、古墳にある看板などを見て問題を解いてもらうが、今回は主に自然や生き物を探すので、いつもとは違う子どもたちの視線。
 

 
「顔にみえるものを探そう」では、まさしく!を発見。
 

 
「うんちを探そう」は、「え~あるん~」って子どもたちの反応も上々!うんちと言っても、鳥のフンもあるからな。みんな真剣に?探していたぞ。
 
展示室も指令の一つ「〇や△を探そう~」が。自由に気になるものを見ていたのが印象的であった。
 

 
また「かたいもの」では通路の端にあった、瓦の破片を見つけたり…、出産しているカマキリを見つけたり…ホントにいつもとは違う発見がたくさんあったぞ。
 

 
そして、最後は全員集合して、解答→ではなく、見つけたものを報告。昼前になってお腹も空いてきたので、少しだけの共有タイムで、もう少し時間があったらもっと楽しかったかも~だが、いろんな発見を聞くことができた。
 

 
ワークシートの感想も聞いたら、「楽しかった~」という言葉と笑顔をもらったので、来週以降、同じ小学校の1、2年生も来てくれるが、このワークシートを使って楽しんでもらうことにしよう~
 

 
とにかく今回はありがとう!また遊びに来てくれ!!

豊岡市立歴史博物館から来客だ!

9月10日に、兵庫県豊岡市にある豊岡市立歴史博物館の職員たちが、研修で来館してくれた。

お昼前に到着。古墳見学の後は、事前に注文してもらった古墳懐石弁当!


堪能してもらったぞ。

さらに午後からは、埴輪ストラップづくりの体験。


豊岡市立歴史博物館は、側近が今年1月に姫路市のイオンでやっていた兵庫県博物館協会のイベントに見学に行って知り合いになって…今回、その縁で来てくれたのだ。

その時は、コンペイトウストラップのワークショップをしていたのだが、その他にもいろんなワークショップをしているそうで、埴輪ストラップづくりも、側近が詳しく説明するまでもなく、説明書を見ながらサクサク~と。


なら!ということで、鶏形埴輪ストラップの作り方の説明書を見せて、2個目は鶏形を作ってくれた。どれもすばらしい!!


豊岡市立歴史博物館には、電気釜があるようで、実際に粘土を使った埴輪作りをしているそうだ。本格的な埴輪ができるが、粘土を使うと乾燥が必要なので引き渡しが後日になる。だが、樹脂粘土なら当日に渡すことができる。

いろんなやり方でワークショップをすれば、いろんな来館者にも対応できる。 今回の樹脂粘土を使った埴輪ストラップ作りも今後登場するかもな! 楽しみにしているぞ~

 


 
豊岡市立歴史博物館
https://www3.city.toyooka.lg.jp/kokubunjikan/index.html

〒669-5305 兵庫県豊岡市日高町祢布808
TEL 0796-42-6111 FAX 0796-42-6112
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日 毎週水曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
年末年始(12月28日~1月4日)