神戸女子大学・博物館経営論の学外研修で、しおんじやま古墳ときんたい廃校博物館の見学に来てくれたぞ!

やぁ!ハニワこうていだ。
 

 
10月25日に、神戸女子大学の博物館経営論の学外研修で、しおんじやま古墳に大学生が見学に来てくれた。昨年度もこの授業の生徒が来てくれたのだが、今年度から側近の学習館の館長がこの授業の非常勤講師をしておるのだ。

経営論なので、博物館の運営について、どのように考えて進めていくか?それを実際の博物館で見て考えようという趣旨。
 

 
ただ、このコロナ禍で授業がオンラインなので、学生と対面で会うのはこれが最初で最後みたいだ。学生にとっては、いつも画面越しに見ている先生だが、先生側は「初めまして~」状態。
ちなみに、オンライン授業では、しおんじやま古墳でのこれまでのオンライン企画のテクニックを駆使して!?、チャットやグループ分け機能、グーグルフォームを活用、学生もオンラインでここまでするの初めてです!って感じで、双方向でやり取りしてるそうだ。
なので、挨拶し終えたら普通に話をする感じで、見学がスタート。
 

 
いつものように古墳や、学習館内や展示室を案内。ただ今回の見学は経営論で、次回の授業でこれを元に「しおんじやま古墳」をSWOT分析するそうだ。なので、経営的な視点も入れて案内。
 

 
みんな、熱心に聞いてくれていたぞ。
 
って、昨年まではこれで終了していたのだが、今年は、しおんじやま古墳だけでなく「きんたい廃校博物館」も見学。
今年プレオープン中の私設ミュージアムで、公立のしおんじやま古墳とはまた違った状況。経営論的にもこれを見学しない手はない!
(先日依頼をしたら快諾!定例のオープン日以外にも関わらず開館してくれた。ありがとう~!!)
 

 
ということで、学習館を出発して、徒歩15分ほど…
 

 
きんたい廃校博物館のある旧高安中学校に到着。
館長の大橋さんから案内。いつもなら、展示物のこの地域に住んでいる生き物の話がメインだが、今回は設立の経緯から、どのような体制で運営しているか?経営の話をメインに。
 

 
なんと、その内容を水槽黒板に整理してくれていた。すばらしい~!
 

 
そんな話を聞いた後は、自由見学
 

 
カメラ女子の者たちは、写真を撮りまくっていたぞ。
 

 
そして、廃校内にある他の活動も紹介。ということで、別の教室に移動~
 

 
元々音楽室だったところで、木工教室をしている谷さんから、普段の活動や「木育」の話。
 

 
こちらもとても熱心に聞いてくれた。

今回、受講生が40名程いたので、午前・午後の2回に分けて見学。
ほぼ1日、案内などで対応してもらった。大橋さん、谷さんありがとう~
 

 
ということで、学生たちと記念撮影。
側近の館長も「これでみんなと会うのは最後だと思うけど、これからもよろしく~レポートもよろしくね~」って言っていたぞ。次回以降の「しおんじやま」と「きんたい廃校博物館」のSWOT分析、結果が楽しみだな。
 

 
また移動の途中、学生の一人が「八尾いいですね~住みたくなりました~」って。ありがとう~!今回の学外研修で、博物館の学びに加えて、この地域の魅力が少しでも伝わったのなら、うれしい限りだ!