豊岡市立歴史博物館から来客だ!

9月10日に、兵庫県豊岡市にある豊岡市立歴史博物館の職員たちが、研修で来館してくれた。

お昼前に到着。古墳見学の後は、事前に注文してもらった古墳懐石弁当!


堪能してもらったぞ。

さらに午後からは、埴輪ストラップづくりの体験。


豊岡市立歴史博物館は、側近が今年1月に姫路市のイオンでやっていた兵庫県博物館協会のイベントに見学に行って知り合いになって…今回、その縁で来てくれたのだ。

その時は、コンペイトウストラップのワークショップをしていたのだが、その他にもいろんなワークショップをしているそうで、埴輪ストラップづくりも、側近が詳しく説明するまでもなく、説明書を見ながらサクサク~と。


なら!ということで、鶏形埴輪ストラップの作り方の説明書を見せて、2個目は鶏形を作ってくれた。どれもすばらしい!!


豊岡市立歴史博物館には、電気釜があるようで、実際に粘土を使った埴輪作りをしているそうだ。本格的な埴輪ができるが、粘土を使うと乾燥が必要なので引き渡しが後日になる。だが、樹脂粘土なら当日に渡すことができる。

いろんなやり方でワークショップをすれば、いろんな来館者にも対応できる。 今回の樹脂粘土を使った埴輪ストラップ作りも今後登場するかもな! 楽しみにしているぞ~

 


 
豊岡市立歴史博物館
https://www3.city.toyooka.lg.jp/kokubunjikan/index.html

〒669-5305 兵庫県豊岡市日高町祢布808
TEL 0796-42-6111 FAX 0796-42-6112
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日 毎週水曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
  

読売テレビ「ten.」の取材があったぞ!

先日、読売テレビの夕方の情報番組「かんさい情報ネット ten.」の取材があったぞ。百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録のニュースのおこぼれ?だな。

取材してくれたのは、水曜日の名物コーナー「Let’s GO! 若一調査隊」
作家でコメンテーターの若一光司くんとアナウンサーの黒木くんが、いろんな街の疑問を調査するという内容。今回は「古墳の本当の姿とは!?」がテーマ。


まずは、しおんじやま古墳で撮影。築造当時に復元された古墳について、若一くんが黒木アナに紹介。

その後は、しおんじやま古墳の発掘調査を実際に行った八尾市のFくんが案内。側近の館長は先約の別件があったので、今回お願いしたのだ。

造り出しでは、水の祭祀場の埴輪について紹介。

展示室では、その埴輪のレプリカを使ってさらに解説。

ということで、記念撮影も。

撮影日は、かなり暑くてご苦労であった!

放送は、明後日7月10日(水)午後4時47分~の「ten.第一部」関西ローカル番組なので、それ以外の地域の者は見ることができないが、どんな内容になっているか?関西の者は是非見てくれ。

http://www.ytv.co.jp/ten/corner/wakaichi/

昼食として、懐石料理佑和の「古墳懐石弁当」も食べてもらった。こちらの紹介も楽しみだな。

最後は、途中で合流した館長と一緒に。今回、余は登場しないが、しおんじやま古墳の様子をぜひ見てくれ!

読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」
放送日 2019年7月10日(水)午後4時47分~ ※実際の放送は5時以降

覆面調査員!?が勾玉作りをしてくれたぞ!

「覆面調査員」って言ってる時点で覆面じゃないけどな。

実は今日、とある博物館関係者のチームが来館。
(ふざけて目を黒くしてみたが、分かる人には分かると思うが)
いろんな博物館で行われている勾玉作りのワークショップを調査。
道具や作り方、説明などなど、同じ「勾玉作り」でも、結構違ったり、同じだったり。比較することで、それぞれの博物館が実際にワークショップを開催する時の参考になるだろう~というのがミッション。

確かに、しおんじやま古墳の勾玉作りはいつも見ているが、他の博物館では、いろいろ違うようだし、それをしっかり調査するのは、ハニワ帝国にとっても有意義かもな。

ちなみに、このチームの調査は 今日からスタート!という事で、初日にしおんじやま古墳を選んでくれた。どうもありがとう!
午前中に近くの博物館に行って作ったそうで、2回目であったが、かなり上手に作れていたぞ。
調査が終わっている頃には、達人になっているかもな!

とにかく、調査結果を楽しみしているぞ~

臨時休館中に…側近たちが古墳を発掘!?埴輪をキレイに~!

臨時休館中に側近全員集まって古墳を発掘した!
 
ではなく、埋まりそうな?古墳を救出!したのだ…
と書いてもややこしいな。

いつもは、第2・4金曜日に側近やボランティアたちが集まって古墳そうじをしているのだが、日頃は草抜きとか植栽とかの掃除をすることが多い。だが、臨時休館中の今回、これまでなかなかできてなかったところを掃除。

それは、埴輪のまわりの土だ。

墳丘から徐々に土が流れてきて、埴輪のまわりにたまるのだ。一気に埋まるわけじゃないから日々取っていないので、気が付いたらそこそこの量になるのだ。そして、草も生え始めて…

ということで作業開始。発掘にも使う「手ガリ」という草刈り用の道具で土を集めて…

まさしく古墳を発掘している気分?

側近の子どもも大きいガリで手伝ってくれた。ありがとう~

前方部の頂上は、後円部に向かって傾斜がついているので、写真辺りが一番土がたまりやすい。おそらく本当の古墳でもこの辺りから埋まっていったのだろうな。(埴輪の余にも、その辺りの記憶はあまりないのだ…)

そんなこんなで、無事キレイに発掘された古墳と埴輪たち。
日頃、古墳を見ても気づかないと思うが、こんな感じで掃除しておるのだ。

臨時休館が3月31日まで延長に…でも古墳の見学はOKだ!

やあ!ハニワこうていだ。

今日知らせるのはタイトル通り。
3月3日から新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休館している、しおんじやま古墳学習館だが、先日八尾市の方針が出て、3月末まで延長されることになった。

しおんじやま古墳学習館 臨時休館延長のお知らせ

ということで、館内や館周辺に掲示した看板も日程を変更して貼り替え。

ま~決まったことだから仕方ないが、公共施設でも種類や規模が違うし、博物館でも規模も違う。なので、一律…というのに正直どうかな~という思いもある。
他市では、自然メインの施設なのに休館している所まであるそうだ…

なので、しおんじやま古墳では、古墳エリアは元々の休館日以外は、通常通り開館。見学できるようにしている。

だから、ストレスのたまっている子やその親たち、もちろんそれ以外の者も、是非この機会に古墳に来て、見晴らしのいい風景を見て、しおんじやま古墳を感じてくれ。(花粉は多いかもしれないがな)

とは言え、施設は休みで駐車場などは開けてないので(すまん!)、公共交通機関か徒歩、自転車などで来てくれ。よろしくな!


紀伊風土記の丘へ、河内一浩氏の野帳展へ行ってきたぞ~

やぁ、ハニワこうていだ!
 

 
今月9月22日まで、和歌山県立紀伊風土記の丘で「スポット展示 河内一浩氏野帳展・岩橋千塚を見つめる眼」をしていると聞いたので、行ってきたぞ。
 

 
しおんじやま古墳でも、2018年に河内くんの野帳の展示や講演会をしてもらっているしな。これは見に行かないと!
 

 
紀伊風土記の丘。今日は天気も良くて、気持ちいい青空であった!
 

 
館に入って受付近く、展示室の手前のスペースで展示していた。
 

 
タイトル通り、岩橋千塚のスケッチを中心に、野帳をスケッチする時の視点を整理して紹介。
 

 
解説パネルが野帳風にまとめられていて、分かりやすい!&スケッチをする時の視点…というより、考古学に取り組む姿勢が紹介されている感じ。改めて丁寧に描かれたスケッチを見ると、説得力が半端ないな。
 

 
その他にも実際の野帳やスケッチ道具も
 

 
企画した紀伊風土記の丘の学芸員に聞いたら「野帳の展示」ということでいつもと違う来館者も多いそうだ。確かに、しおんじやまの時もメディアの取材や、いろんな者が来てくれたな。
 
また、このスポット展示以外にも常設展示室には、岩橋千塚古墳群はもちろん、和歌山で出土している古墳時代の出土遺物がたくさん展示されているので、この機会に是非見てくれ。

ちなみに10月には…
 

 
こんな特別展もあるそうだ。
この秋は、和歌山に行かないとな!!
 

和歌山県立紀伊風土記の丘
https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/





紀伊風土記の丘の特別展「埴輪が語る古墳の祀り」に行ってきたぞ~

 
やぁ!ハニワこうていだ。
 

  
2020年10月3日(土)~12月6日(日)の期間で開催されている、和歌山県立紀伊風土記の丘の特別展「埴輪が語る古墳の祀り」に行ってきたぞ。
  

 
心合寺山古墳の埴輪をはじめ、近畿周辺の有名どころの埴輪も展示。
 

 
これは三重県松阪市の宝塚1号墳の埴輪だ。
 

 
そして、メインはもちろん、岩橋千塚古墳群の埴輪たち!
 

 
数年ぶりに公開された家形埴輪!
 

 
余と同じ、蓋形(きぬがさがた)埴輪も!
 

 
もっとたくさんの埴輪が展示されているが、おもしろかったのは、学芸員のおススメ解説シート。埴輪初心者!?は、これを手がかりに見るといいぞ~!
 

  
ということで、余の紹介が、会期ぎりぎりになってしまったが…すまん(>_<)
興味のある者は是非行ってみてくれ!
 


 
和歌山県立紀伊風土記の丘
秋期特別展「埴輪が語る古墳の祀り」

【会期】2020年10月3日(土)~12月6日(日)
【開館】午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
【特別展入館料】個人360円、大学生220円、高校生以下・65歳以上・障害者など無料
【ホームページ】https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/

第15回しおんじやま落ち葉まつり!?

例年この時期の恒例のイベント。2005年に開館した学習館にとっては、「第15回しおんじやま落ち葉まつり」だ。

今日は、そのイベントの様子を届けるぞ。

学習館前。朝から雨も降って、大盛況だろ?

学習館の上の通路は、小さなニレの葉たちでさらに大盛り上がり!!

後円部から前方部を見たところ。あさイチは、ちょうど雨上がりで空気が澄んでキレイであった。

八尾の市街地もキレイ

大阪城もちらっと見えたり…分かりにくいかな…

前方部頂上。ま~こちらは12月からがまつり本番?

古墳南側。遠くは古市古墳群も見えているぞ。遠くだけどな。

そして、まつりの後…

側近が頑張ってこんな感じになったけど、明日の朝には元通りに。そして再びまつりがスタート。ま~年末までそんな感じだ。

科研費で博物館の調査チームが来てくれたぞ!

文部科学省の科研費(科学研究費助成事業)で「博物館の新たな在り方を模索するための体験学習・ワークショップ評価の構築」を実施している研究者のチームがしおんじやま古墳に来てくれた。

って何だが難しそうだが、わかりやすく言うと…
「博物館で行っている体験学習やワークショップ、また博物館そのものの活動を評価をする時に、新しい仕組みで評価、可視化できないか考えてみよう~」
というものらしい。多分な。

昨年は、大阪府立弥生文化博物館をフィールドに調査したそうで、今年度は同じ大阪ではあるが、規模が違う施設でどのようになるかを検討するそうだ。ハニワ帝国の本拠地である、しおんじやま古墳に目をつけるとは、なかなか素晴らしい着眼点だ。

詳しい調査が始まるのは年度後半のようだが、今回は下見ということで、まずは施設全体の見学と、側近たちに研究の概要の説明があったのだ。

来てくれたチームは、慶応大学や東京国立博物館の研究者たち。ということで、まずはホールの航空写真で大阪、特に河内地域の地形について紹介。

そして、ミュージアムショップについても紹介。グッズの充実度合いにびっくりしていたぞ。

展示室を見学した後は古墳へ。復元された古墳の大きさにまたもやびっくり。
慶応大学の先生はシステムデザインが専門なので、「東京にも結構古墳あるんですよ~」って聞いたら驚いていた。そう古墳は全国にあるのだ。

最後は再び学習館に戻って打合せ。しれっと、はしづか君も参戦して!?
研究の内容は一見難しそうだが、日頃の博物館の活動をどのようにして「見える化」して、博物館の大切さを多くの人に伝えるか?
その題材として、しおんじやま古墳をどんどん活用してほしいと思うぞ!