こふんはにはに部、堺市博物館&弥生文化博物館へ行ってきたぞ!

子どもたちがしおんじやま古墳で、いろんな体験をして楽しむクラブ活動「こふんはにはに部」8月の第1回から始まって、第4回目の今回は遠足!タイトルの通り、堺市博物館と大阪府立弥生文化博物館の見学に行ってきた。

三国ヶ丘駅の上にあった展望台から仁徳陵古墳を見学

集合はJR久宝寺駅。そこら電車に乗って、堺市へ。今回は三国ヶ丘駅で降りて、仁徳陵古墳の東側を歩いて博物館へ。ちょうど周辺でイベントが開催されていたので、結構にぎやかであった。


博物館に到着~

館内では百舌鳥古墳群や堺市のいろんな時代の展示に関するクイズをときながら見学。

最後に解答してもらってから、ポイントとなる所をT学芸員から案内。
プレゼントももらって子どもたちもよろこんでいたぞ。

それにしても、堺市博物館は来館者が多かった~やはり百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録の影響を感じたぞ!

昼食の後は、再び電車に乗って、弥生文化博物館へ。

こちらでは、まずN学芸員から常設展のポイントを解説。

稲作については、模型を見ながら…

石器と鉄器の違いも聞いて…

さらに、卑弥呼の館で&卑弥呼の姿も

みんな真剣に聞いていたぞ

姉妹で一緒に来てくれた小さい子は、解説だと少し難しかったので、カイトとリュウさんの映像を見てもらって満足~

そうして、展示室をしっかり見学した後は、巨大すごろくの体験!

旧石器時代からスタートして、無事に?邪馬台国の女王になって、古墳に葬られるまで。

途中、土偶になったりすることもありながら、サイコロを振って、それぞれの時代で遺物のカードをゲットしながら進んでいく~

途中、銅鐸をゲットしなければ進めないポイントで、持っていなければ5マス戻って、相手のカードをうばえる!という指令。そうしたら、みんなそのポイントに集結して、まさかの銅鐸戦争勃発!?

白熱しすぎて、リアルに戦争になるかも?これは戦争の始まり?を目の当たりにしながら、何とか乗り越えて、最後は唯一参加の男の子が一番でクリア!

すると女子から「ずるい~」コール。
いや~特にずるくはないけど…

いろいろ記念グッズももらって、ミュージアムショップでコースターづくりのキットを買ったりして、みんなホントに楽しめた見学であった。

最寄りの信太山駅に戻り…

帰りの電車の中では、ゲットした弥生博の考古楽カードをみんなで見ながらわいわいがやがやであった。そして、八尾へ戻って今日の遠足が終了。

世話になったT&N学芸員、ホントありがとう~またよろしく頼むぞ~

兵庫県立考古博の古代体験フォーラム&特別展「埴輪の世界」に行ってきたぞ!

11月2日に、兵庫県立考古博物館で開催された「古代体験フェスティバル」へ行ってきた。

それに合わせて前日には、出展者が集まって情報交換と交流を兼ねた「古代体験研究フォーラム」も開催。

しおんじやま古墳は「発掘BOX体験」で参加したので、フォーラムでもこのワークショップの開発の経緯について側近が説明。

最後は、参加者に体験してもらった。

その他にも、高槻市の今城塚古代歴史館の冠作り、群馬県高崎市のかみつけの里博物館の古墳づくりゲームなども紹介。また、考古博と長年交流している台湾の新北市にある十三行博物館の活動紹介もあった。

最後にパネルディスカッションを行ったが、十三行博物館の学芸員から「しおんじやま古墳の体験は、ワークシートもあったり、最後にシールがもらえたり、すごく印象的でした。私の館でもシールを配ったり、デジタル発掘をしたりしています」ってコメント。しおんじやま古墳の体験は海外でも通用しそうだな。どうもありがとう~

そんなフォーラムの間に、現在、考古博物館で開催中の特別展「埴輪の世界」を見学した。

7月にしおんじやまの講演会でも紹介してもらった、兵庫県朝来市にある池田古墳の水鳥形埴輪を中心に、各地の埴輪が展示されている。八尾市の古墳から出土した埴輪も勢ぞろいしているぞ。

これは、八尾北高校をつくる時に見つかった「萱振1号墳の靫形埴輪」だ。

そして、こちらは国の重要文化財の「美園古墳の家形埴輪」

さらに、しおんじやま古墳の水の祭祀場の埴輪も展示されている。
八尾の埴輪が兵庫に大集合なのだ!

この日は、考古博の和田晴吾館長のミニ解説会も。三重県松阪市の宝塚1号墳の船形埴輪も展示さていたので、しおんじやま古墳の水の祭祀場の埴輪も使いながら、王の死から古墳へ埋葬するまでの古墳時代の葬送の様子を解説、当時の様子が思い浮かぶようであったぞ。

もちろん、池田古墳から出土した、1個1個、形の違う水鳥形埴輪も。こちらは一番ビッグサイズの鳥さんだ。

後ろにちっちゃいヒヨコを乗せた鳥も。

当時の人がどんな思いで作ったのかを考えたら、面白いな。

この特別展は、会期が12月1日まで。もう少しで終わりなので、興味のある者は是非見に行ってくれ!

古代体験フェスティバルの報告へ続く…

特別展「埴輪の世界-埴輪から古墳を読みとく-」
開催期間:2019年10月5日(土)~12月1日(日)
会場:兵庫県立考古博物館
時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料金 大人500円、大学生400円、高校生以下無料
詳細は考古博物館ホームページ
http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/p6krdf0000007eho.html

八尾環境フェスティバル報告その②~古墳のぼりなど、いろんな歴史体験!~

11月10日に開催した「いきいき八尾環境フェスティバル2019」。ナイトミュージアムの他にも、いろんな歴史体験も実施したぞ。

まず、去年開催して好評だった「古墳のぼってそうじ選手権」
復元された古墳である「しおんじやま古墳」は、前方部に葺石や埴輪が古墳時代と同じように置かれている。葺石は斜面に置かれているので、普段は入ることができない(入っていたら、側近から愛のある注意が…)
でも、葺石の間の土からは草が生えるので、側近やボランティアの者たちで草抜きをすることも必要…

「葺石に入りたい子ども」+「草抜きが必要な葺石」

その両者が合体!
どちらもウインウインの企画なのだ。もちろん安全には配慮して…

ルールは簡単。下から上へ登る一方通行で、途中で草を5本は抜いて、前方部頂上まで行くというもの。

スピード重視の子もいれば、小さい子は親と一緒にゆっくりゆっくり登って…「選手権」とは言っているが、ゆる~い企画で、これがみんなよろこんでくれるのだ。

今回も午前と午後の1回ずつ開催して、古墳をきれいにしながら、楽しんでもらったぞ。

他に、広いしおんじやま古墳を利用したスタンプラリーを実施したり。

館内では、埴輪パズルをたくさん置いて、タイムを計りながら組み立て。

また、夏の体験まつりでも人気の「ガーネット&サファイア探し」も今回特別に実施。

このガーネットは、二上山周辺で採れたもので、古代に玉づくりで石を削る研磨剤に使われと考えられているのだ。

そんなガーネットを砂の中から探し出して、レジンに入れてキーホルダーにしてもらった。

そして、学習館の外では、弓矢体験も実施。

イノシシやシカの的に間に何と!余の的まで~
これだけあったら、当ててはいけないと思っても、当たってしまうではないか~

案の定、結構当たってたけど…

この弓矢は、ガラスを割って古代の石器のように作った矢じりと弓をつかったもの。みんなあまり体験をしたことがないようで(当たり前か…)、最初はうまくいかなかったが、徐々に当たるようになっていたぞ。

そして、そんな体験を2個以上したら、ガチャチャレンジ!

勾玉作りキットやハニワこうていポストカード、ミニ発掘キットなど、いろんなグッズをプレゼントしたぞ。

そんな感じで、1日いろんな体験をして、しおんじやま古墳を楽しんでもらった。それぞれのブースには、側近はもちろん、当日ボランティアとして近畿大学の学生団体「はちのじ」のみんなが手伝ってくれた。

最後は、みんなで記念撮影。

古墳に来たのが初めてって学生もいたようで、イベント終了後に古墳の上からキレイな夕陽を。

ちょうど久宝寺駅前のツインタワーの間に日が沈むというタイミングであったようだ!すばらしい~


余のモデルの蓋形埴輪がさらにキレイだ!

とにかく、この「いきいき八尾環境フェスティバル」は、11月9日にアリオ八尾でメイン企画があり、10日は、しおんじやま古墳と大阪経済法科大学で実施、17日はリサイクルセンターで開催するという内容。

しおんじやま古墳会場は、その中の一つエリア企画なのだ。また、いわゆる「環境」を直接考える内容ではないが、この企画では「歴史や文化」も広い意味での「環境」と考えている。

参加者はもちろん学生ボランティア、スタッフなど、この企画でしおんじやま古墳に触れて、「八尾」という街のことを少しでも知って、楽しんでくれたならうれしいぞ。
協力してくれた者たち、ありがとう~お疲れであった!!

八尾環境フェスティバル報告その①~昼間にナイトミュージアム!?開催したぞ!~

11月10日に、いきいき八尾環境フェスティバルを開催した。その中でも今年のメイン企画「昼間にナイトミュージアム!?」について、報告するぞ。

これまでも、いろんなミュージアムでナイトミュージアムの企画を実施していたと思うが、しおんじやま古墳は古墳の博物館。展示室には、しおんじやま古墳からの出土品を展示している。つまり、展示室の空間は、古墳=あの世へつながる空間とも考えられるのだ。

そこで、日本神話にあるイザナギ・イザナミの「黄泉の国」の話をモチーフに、展示室を真っ暗闇にして、あの世につながる空間に見立てて…イザナギのように、あの世につながる世界に進んで、そしてこの世に戻ってくる。そんなミッションを用意して、当日の参加者に、いつもと違う展示室を体験してもらった。

とは言っても、1日だけの環境フェスティバルのためなので、大きな造作はできない。でもワンフロアの展示室を真っ暗にしただけでは、何人も入ることができない。ということで、黒色のプラスチック段ボール&カーテンで展示室を簡易に仕切って、大きく2つに分割。さらに100均で購入したLEDライトにブルーのカラーフィルムをかぶせて遺物や埋葬施設を照らして、あの世の空間を演出。

なかなか、いつもと違う雰囲気になって側近たちも満足。さらに、イザナミに追われるイザナギが、桃やぶどうの蔓などいろんなアイテムを使ってこの世に戻ってくるので、それらのアイテムを展示室に展示物の間に隠して、探してもらいながら~という仕掛けも準備。

そして当日。参加者を案内する役割は、環境フェスティバルの運営を手伝ってもらっている近畿大学の学生団体「はちのじ」のみんな。また、しおんじやま古墳で開催中の子ども向けの連続講座「こふんはにはに部」の子どもメンバーも手伝ってくれた。

ちなみに、どのような感じで、進んでいくかを紹介すると…

まずは受付。そして、学習館の図書コーナーで、側近から日本神話の黄泉の国の話のミニ紙芝居と、展示室で行うミッションの説明。

遮光カーテンで外からの光が入ってこない展示室は全くの別世界。ブルーのハンディライトを持って展示物を見ながら、宙づりにした説明パネルを読みながら進んで…

中には「怖い~」って泣きそうになりながら、お父さんと一緒に進む子。また一人で頑張りながら進む子…

最後には、参加者よりも先に展示室に入って、あの世に行ったきり帰って来ない「ハニワこうてい」を探すというミッションも!

これまで偉そうに説明したが、みんなの助けを待っている余、そういう設定なのだ。

結局80名近い者が参加。怖がったり、面白がったり、みんな、とにかく楽しんでくれたようだ。

日頃と違う展示室。いつもなら、さらっと見てしまう展示物・展示パネルも、暗やみで見にくいけど、ライトを当てて熱心に見てくれていたぞ。
側近も初めての企画であったが手応えを感じたようだ。
参加者・スタッフからも「1日の企画ではもったいないですね~」という声も多かったので、時期は未定だがまた開催したい思うぞ。

参加できなかった者も、その機会があれば是非来てくれ~

いきいき八尾環境フェスティバル報告その②につづく。


古墳フェス・はにコットに行ってきたぞ~

11月17日に大阪府高槻市にある今城塚古墳で開催された「古墳フェス・はにコット」が無事終了。

スタッ墳(←スタッフの事)のみんな、本当にお疲れであった。

今年も余は午前と午後に登場。

和泉市のコダイくんとロマンちゃんと

古墳外濠での「古墳のある町PRのステージ」に出た後は、会場をまわりながら余のシールを配って、地道な世界征服活動。

古墳好きな小学生として有名な「古墳王子」や高槻市の子どもたちなど、今年もいろんな者たちとの出会いがあったぞ。

しおんじやまのミュージアムショップで出展してくれている作家たちのブースもあったのだが、余のシールが人気がありすぎて、ステージ周辺で配りまくりであった。

もはや第2の本拠地?って感じの高槻市だが、その中でハニワこうていシールを渡した子の親から…
「うちの子、去年はハニワこうていが怖くてシールもらえませんでしたが、今年は笑顔でもらえました〜」って。
おお~子どもの成長を余のシールで感じとは!!

さらに小学生の頃にしおんじやま古墳の近くでヘビーユーザーだった姉妹が、北摂に引越しをして最近うちには来れてないけど、はにコットなら会えるかも〜って、しおんじやま古墳で配布しているカードブックをわざわざ持ってきてくれた。

上のお姉ちゃんは、すっかり歴史好きになったそうで、中学校で歴史クラブに入ってるそうだ。素晴らしい~
さらに母親からは「ありがとうございます〜ホントにしおんじやまさんのお陰です〜」って。 側近はものすごくよろこんでいたぞ。こちらこそ、ホントにありがとう!!だ。

去年もすごかったが、今年も昨年に増して盛り上がった「はにコット」

来年も必ず登場するので、スタッ墳も大変だと思うが、よろしく頼むぞ~

ハニワこうてい煎餅、復活!

少しの間、お休みしていた「ハニワこうてい煎餅」が先日ミュージアムショップに復活!

6枚入りで320円だ。
結構ファンの多い商品だから、好きな者は買いに来てくれよ~

明日11/10は八尾環境フェスティバル。ナイトミュージアムでハニワこうていさんが!!

お久しぶりです。はしづかです。
明日、11月10日に「いきいき八尾環境フェスティバル2019」がしおんじやま古墳学習館で開催されます。

詳しい内容は、下のリンク先のページをご覧いただければと思いますが…

いきいき八尾環境フェスティバル@しおんじやま古墳学習館
詳しくは…こちら

それよりも!メイン企画の「昼間にナイトミュージアム!?」が大変なことに!!

なんでも、学習館の展示室が真っ暗闇になって、あの世、黄泉の国につながっている空間とかで…それを聞いたハニワこうていさんが「それは面白い!黄泉の国も征服してやろう~」って言って、入ったきり帰って来ないんです~

あ~どうしよう~ 助けに行きたいけど、暗いところは怖いし…
このブログを見ている人で、暗いところも大丈夫な人!是非、明日しおんじやま古墳に来て、黄泉の国につながる展示室に入って、ハニワこうていさんを助けに行ってくれませんか?

側近さんに聞いたら、黄泉の国からこの世に戻るには、日本神話にも出てくる4つのアイテムが必要らしいです。

とにかく、待ってますので、よろしくお願いしますよ~

今週末は、兵庫県立考古博と紀伊風土記の丘で出張イベントだ!

今週末は出張イベントが連続で続く。
ます11月2日(土)は、兵庫県立考古博物館で開催される「古代体験フェスティバル」に参加。側近たちが「発掘体験BOXで楽しもう!」のワークショップで出展するぞ。

兵庫県立考古博物館「古代体験フェスティバル」
http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/p6krdf0000007gr9.html


続いて、翌日の11月3日(日)は、和歌山県立紀伊風土記の丘の「風土記まつり」に参加。こちらも「発掘体験BOXで楽しもう」のワークショップだ。
2日続けての参加だから、同じ内容。


和歌山県立紀伊風土記の丘
https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/

ちなみに、しおんじやま古墳もいつも通り開館。ということで、それぞれの館のボランティアも手伝ってくれるのだが、余の側近たちも学習館&イベントの出展で大忙し。
ということで、余がこの2つのイベントに登場すると、側近たちがさらに大変なので、どちらも余の登場はなし。申し訳ないが許してくれ。
余は側近たちにもやさしい…ブラック帝国ではないのだ。
それはともかく、11月に入っていろいろイベントが続くがよろしくな~

令和バージョン第2弾だ!

新元号を記念して、5月に下のような令和バージョンの余のシールを作ったが…

このシールもほぼなくなり、先日の即位の礼に合わせて第2弾を作成。いろいろあって、10月22日には間に合わなかったのだが、来月にかけてもイベントは続くので、ま~いいだろ?

今回は、11月に大嘗祭も行われるので、それをイメージしてみた。

しおんじやま古墳に来て「新しい令和シール下さい!」って受付で言ってくれたらあげるぞ。よろしく!!

こんな感じにしてみた~がんばれニッポン!

今週、10月22日(火)に天皇即位の礼があるので、こんな感じのしおんじやま古墳verの日の丸を用意してみた。

大学生の側近にホワイトボードに描かせてみたが、いい感じになったな。

どこかで見たラグビー選手も!?

世界征服?制覇!を目指して、ワールドカップも頑張ってくれ!ってことだ。