しおんじやま学び場、3月&4月開催したぞ!

4月13日に、新年度初めてのしおんじやま学び場を開催したぞ。おっとその前に、先月3月2日には、昨年度の最後の学び場も開催した(←バタバタしてて、報告を忘れておった。すまん!)


3月は、シリーズ八尾の最終回ということで、「八尾の近代化遺産」がテーマ。JR大和路線志紀駅に残るレンガ造りの壁(開渠)や、近鉄河内山本駅に残る大正時代のレールを使ったホーム(5番線ホームにあるぞ)。また鉄道だけでなく、昭和初期に建てられた関西電力の八尾変電所、現在給食会社の建物など、街の中に眠っている明治以降の建物やその一部の痕跡について、講師である柏原市立歴史資料館の石田先生が紹介してくれた。

またレンガ積みに関する基礎講座もあって、講座に参加した者は、きっといろんな所でレンガを見ていることだろう。そんな楽しい内容であった。

そして4月は、新シリーズ「古墳と博物館」がスタート。今年は、大阪にある「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録を控えている年ということに加えて、9月には京都で「国際博物館会議(ICOM)」というイベントもある。余や側近もこれらに関わっているので、それらを盛り上げるためにも、今年度はこのテーマとなった。

その第1回目は、やっぱり「百舌鳥古墳群」!ということで、堺市博物館の学芸員の橘君に来てもらった。彼女は学生時代に、元側近としてしおんじやま古墳で働いてくれていた。心合寺山古墳の事もよく知っているのだ。

ということで、内容は、百舌鳥古墳群の基礎知識や、仁徳陵の明治時代に見つかった石棺や石室についてや、昨年行われた宮内庁との調査成果など。またそれぞれの古墳についての説明や心合寺山古墳との比較なども。そして、最後は堺市博物館の紹介で終了となった。
参加者のアンケートを見ると「堺市博物館に行きたくなりました!」「仁徳陵の資料を見に行きたいです」とあり、この講座の意図通りの感想もあって、余もうれしかったぞ。

ということで、今年度はこんな感じで進めていくので、よろしくな~