楽古の活動は?

 『特定非営利活動法人 歴史体験サポートセンター 楽古』は、歴史を題材とした体験学習をさまざまな場所へ提供するボランティアグループ、NPO(非営利団体)です。

 主な活動は、火おこし勾玉作り土器作りといった歴史体験プログラムを学校や公民館、子ども会など様々な場所で行う場合に、講師やスタッフ、必要な機材を準備・派遣することです。
また、要望に応じて様々な歴史体験プログラムも企画・運営もします。

歴史体験学習って?設立のきっかけ?

 歴史体験学習は、本から学ぶという方法よりも、人々の生活を実感し、生身の歴史を学ぶためには格好の手段です。
 
 このような活動は、これまで個々の自治体や博物館では行われてきたことですが、基本的に体験したい人が、それぞれの施設に出向いて行うことが多かったと思います。学習の拠点としての博物館の意義は重要ですが、このような体験学習をする施設がない地域では、その機会さえないのが現状です。
 
 そこで、体験してもらう機会をもっと多く作ることによって、すでに関心がある人だけでなく、あまり関心がない人や博物館に行くことが少ない人たちに、歴史を学ぶことの面白さ、楽しさを感じてもらえると考えました。 
 
 そして、歴史を体験する活動をもっと広め、もっと多くの人たちに体験する機会を提供・支援していくために、このグループを設立しました。

 
具体的な楽古の活動には以下のものがあります。

  イベントなどで行う体験学習のプログラムを提供する
  個々のプログラムを実施するための人材・教材等を提供する。

  楽古主催で一般市民を対象にした体験学習教室を行う。
 

  博物館や自治体で行われている体験学習のサポート役として、人材・プログラムを提供する

  歴史体験学習を指導していく人材を養成する。
  教職員・学生・ボランティア等、歴史体験学習を指導していく人のための講習会を開く。

  各地の博物館で行っている体験学習の調査、またプログラムを実施するための資料の収集・作成、新規プログラムの開発
設立趣旨書
定款
 

【名称】 特定非営利活動法人歴史体験サポートセンター楽古(らっこ)
【所在地】 大阪府南河内郡河南町大字白木1152番地
【代表者】 代表理事 福田和浩


【代表者プロフィール】

【役職】
 NPO法人 歴史体験サポートセンター楽古(らっこ)代表理事
 八尾市立しおんじやま古墳学習館 館長
 歴史体験工房 店主

【生年月日・出身】
 昭和50年生まれ
 大阪府出身


【学歴・職歴】
 平成10年 奈良大学文学部文化財学科 卒業
 平成10〜13年(財)大阪府文化財調査研究センター(現・大阪府文化財センター)
 平成13〜18年 河内長野市教育委員会
 平成17年〜   八尾市立しおんじやま古墳学習館 館長


【学会・資格】
 日本考古学協会 会員
 博物館学芸員 資格


【専門】
 考古学、文化財普及


【活動歴】
 2001年歴史体験サポートセンター楽古(らっこ)を設立、2003年NPO法人化。
 2005年より八尾市立しおんじやま古墳学習館の指定管理者として管理運営を実施。
 2009年2月 奈良市奈良町に歴史体験工房楽古オープン(2011年閉店)

 楽しんで歴史を学ぶ様々な体験活動を実行中。
 楽しんで・面白くて・学ぶことができるミュージアムを目標に活動中。