2004年1月 




〜第3回 石器づくり〜


 2004年1月24日に第3回目、石器づくりの養成講座を行いました
石器と言っても、その種類はたくさんあります。今回は石のヤジリ(石鏃・せきぞく)を作りました。
石器についてのごくごく簡単な説明の後、早速ヤジリを作り始めました。
石器の説明 本物の石器も参考にしながら

 今回使用した石は、二上山産(大阪と奈良の県境にある山)のサヌカイト、岐阜県の下呂石です。そして黒曜石に非常に仕上がりが似ていることから色つきの板ガラスも使用しました。

 はじめ、参加者の皆さんは本物の素材で作りたいと言う願望からか、サヌカイトを使って作っていました。しかし説明したとおり、この石は割れやすいと言っても非常に堅い!!石を割るにはテクニックが必要なんです。
90°以下なんです!(わかる人にはわかります)



作業の様子 こうするとうまく割れます…
 講師の私としてはこのことを知ってほしかったんです。身をもって知って頂いたと思います。
そこで、比較的割りやすい下呂石、さらに板ガラスで再チャレンジ。それでも、なかなか自分の思い描くようには作れなくて苦戦したのではないでしょうか。


かたいな〜 「押圧剥離」という方法で割ります
ガラス板に変えて 石ぞくを矢に装着!

そんなこんなで完成〜!

 早速、矢柄に取り付け、弓を作って的に向けて・・発射!って飛ばへんやん!!
どうも、矢羽がジャマをしているみたいです。改良を加えて飛ばすと・・ああ、飛びました。成功です。

 簡単とは言わないまでも、2時間ぐらいでそれなりの弓矢ができたのではないでしょうか。私たち楽古が行っている活動の中では、1番難しいのが石器づくりです。古代人の技術に感銘をうけ、その英知にふれることができたのではないでしょうか。

うまく飛ぶかな?

p.s.ちなみに人に向けて撃たないようお願いします。

(かねおやみつお)