2003年11月 




〜第1回 勾玉づくり〜


 2003年11月29日(土)に第1回の歴史体験学習ボランティア養成講座が行われました。この講座は、楽古が行っているような歴史をテーマにした体験学習を実施するためのボランティア養成を目的としています…。

 と書けば少し堅苦しいかしれませんが、簡単に言えば、大人向けの体験講座ということです。普段は、子どもや親子対象の体験教室が多いので、ボランティアを養成することも含めて、少し対象年令を変えて行うのがこの養成講座です。

はじめのあいさつ スタッフの紹介(緊張気味!?)
 この講座は全5回あり、土器作りや講演会など様々な体験を行う予定ですが、第1回目の今回は、「勾玉づくり」を行いました。勾玉づくりは、これまでの体験教室でも好評なプログラムの一つで、各地の博物館などで行っているところも多い体験です。

 当日の参加者は13名で、学生の人から学校の先生、会社員の女性、ボーイスカウトで活動している方など、ほんとに様々な方に参加して頂きました。最初は、これから4ヶ月程いろいろな体験を行うメンバーになるので、スタッフ・参加者の人たちの簡単な自己紹介を行いました。スタッフも緊張気味の中?無事終わると、早速勾玉作りの作業に入りました。

参加者の紹介 勾玉作り
 ほとんどの人が勾玉づくりははじめての方ばかりで、最初はとまどいながらも石に形を描いたり、穴をあけたりと、作業を進めてもらいました。参加人数が多い場合は、穴をあける作業はキリだけで行うのですが、今回は、それに加えて「弓ギリ」という弓にキリをからませて、その回転で穴をあけるという方法でも行ってもらいました。「これはいいわ〜」と弓ギリもなかなか好評で、皆さん楽しんでもらえたようです。

 そして、あとは石を削る作業ですが、ここまでくるとスタッフ共々、作業にも雰囲気にも皆さん慣れてこられたようで、会話も弾みながら、勾玉作りが進みました。そして石を削り、キズも磨いて、約1時間半ほどできれいな勾玉が完成しました。
勾玉作りA 勾玉を磨いています

 普段の体験の場合は、これでプログラムが終わるのですが、今回は「養成講座」ということなので、完成後に勾玉作りの感想も含めて、「勾玉の歴史」について少しお話しました。感想は、皆さん勾玉自体の出来ももちろん?ともかく?非常に楽しんでいただけたようで、「ホンとによかったです。」と喜びの言葉を頂きました。また、勾玉の歴史については、その起源から弥生時代・古墳時代の勾玉・玉について、当時使っていた石材についてなど、ほんとに概略ですがお話ししました。

 そうして、あっという間に予定の時間が終わり、無事第1回目養成講座が終了しました。
(ふくだかずひろ)