2003年6月 第11回 



石器作り
〜ヤジリを作って弓矢にしよう!〜

2003年6月29日(日)、6月の古代人体験教室を行いました。今月は「石器作り」で、ヤジリの先を作り、弓矢にするというものでした。昨年行った石器作りは、実際に古代人が石器作りの材料にしていた「サヌカイト」という石を使いましたが、今回はガラスの破片を使いました。サヌカイトはガラス質の石なので、割れ方などがガラスと同じなのです。さらに自然の石と違って不純物が入っていないので、変な割れ方をしないので、初心者には打ってつけの素材です。

という訳で、ガラスを使ってヤジリ作りを行いました。2cm×4cmほどの大きさのガラス板の端を、太い針金を木の棒に差し込んだ道具でたたきながらヤジリの形を作っていきました。と、ま〜こう言えば簡単なのですが、これが難しい!!ある程度の力も必要ですが、石器作りの基本は、「割るの技術の修得」。どこをどうたたけば、どう割れる。その法則を頭と体で会得しないとうまく作れないのです。
おそらく楽古が行っている体験プログラムの中で一番難しいと思います。だから古代の人の中にも、石器作りの名人がいたり、逆にへたっぴな人がいて、教えてもらったり、怒られたり、そんなことをしながら作っていたのだと思います。
今は、そんな名人はいないので、失敗したり、成功したり。とにかく経験をくりかえして上手くなっていくしかないようです。そして、なんとか皆さんのヤジリも完成しました。


それを竹の先につけて、ひもでしばって、接着剤で固定します。昔の人はアスファルトを接着剤として使っていたみたいです(へぇ〜)。そして矢羽をつけて、矢が完成しました。
みんなそれぞれ満足いくもの、ちょっとう〜んというものなど、いろんなものが出来ました。ま〜1回で完璧なヤジリが出来たら、古代人も怒るかもしれません。何回か体験していい石器を作れるようにがんばってくださいということで。

あと、石器作りは古代人のようにうまくなってもいいですが、狩りはしないでくださいね。ちゃんとした武器になるので。あくまで、作ることを楽しんでください。