M・Cみはら 物づくり講座
〜美原町立みはら歴史博物館で「貫頭衣作り」出張教室〜


 2004年7月31日(土)、大阪府南河内郡美原町にある「M・Cみはら(美原町立みはら歴史博物館)」の「物づくり講座」の体験教室を実施しました。今回は、冠を作りました。講座は午前と午後の2回行い、計8名の参加者がありました。
 当日は、台風が近づいていて、開催が危ぶまれましたが、なんとか無事通過し、教室を行うことができました


 最初は、冠についての話。今回は、古墳時代の冠を作りました。冠には、いろんな形があり、幅の広いもの・狭いもの、帽子みたいなものなど。いろんな冠の写真やイラストを見て、これから作る冠をイメージしました。

説明の後、冠作りに 資料を参考にして


 最初に、設計図を描きます。はがきサイズの紙に作りたい冠を資料を参考にして書きました。それを真ちゅうの板に重ねて、はさみで切ります。細かい部分を切るときは、真ちゅうの板がとがって危険なので、十分に注意します。
 
 昔の冠は、「金銅製」で、銅の板に金メッキをしたものですが、今回は、色が金色で扱いやすい「真ちゅう」を使用しました。


設計図と板を一緒に切る 細かい部分は気をつけて!


揺れて、カサカサと鳴る「歩揺(ほよう)」も作って、針金で、冠に取り付けます。これが細かくて一番難しい!


歩揺の部分も切り取って 針金を通して、難っ!


裏から、精密ドライバーなど先の細いもので、押して、模様をつけます。


設計図を一緒に切る 裏から押して、模様をつける 歩揺を取り付け完成

冠のトップができたら、頭にのせる帯の部分にも模様をつけます。そして、それらを貼り合わせると冠の完成です!

冠完成! 記念撮影!

前回までに作った、勾玉・貫頭衣も着て、古代人の完成!です。



 今回で、楽古が行った美原町立みはら歴史博物館で行った「物づくり講座」は終了しました。みなさん楽しんでいただけでしょうか?今回はじめての体験メニューもありましたが、なかなかの完成度だった?と私自身思っています。

 今後も、いろんな体験を提供していきたいと考えています。


(文 ふくだかずひろ)