2003 OCATファミリフェスタ 一日体験教室
〜大阪市立難波市民学習センターでの活動報告〜


『勾玉作り』


8月23日、大阪市立難波市民学習センター(JR難波 OCAT4階)での『夏の1日体験教室』
午前中は勾玉作りで、参加人数は41名と、なかなかの盛況ぶり。
夏休みを利用した親子の方々が多く参加されていました。

この勾玉の材質、古代の人は主にひすいやメノウという石を利用して作っていました。
私たちは、その中でも比較的軟らかい「滑石(かっせき)」”蝋石(ろうせきとも言います)”
という石を使用して、大昔の人々の技術を追体験します。

この滑石という石の軟らかさ、大体爪と同じか、もう少し硬いかなというくらいで、とても加工しやすい材質です。


勾玉の説明の様子 サンドペーパーで削っています


講師の福田和浩さんの説明の後、石の表面に鉛筆で思い描く勾玉の形をデザインして、
キリで穴をあけ、サンドペーパーで四角い石を丸くしていきます。

この最初の玉の形を設計する、という事に皆、結構時間をかけてました。
そして削り出し。大体の形が出来上がり、水につけ余分な粉を払い、
サンドペーパーの傷跡を消す為に細やかな目のペーパーで磨きあげてゆくのですが、
この作業がなかなかに楽しい。今まで自分が削り出していた粉ふきいものようなものが、
見事にツルツルの、まさしく『玉』になる過程。

 
ツルツルになる勾玉たち 完成しました!


一度ツルツルの磨き挙げた面をみると、全面綺麗にしたくてたまらなくなる。
「どれくらいで出来上がりなんですか?」という質問される方も多かったのですが、
大体の磨きをかけると、後はもう自分が納得するまで ただひたすら磨く。

出来上がった勾玉は、基本的に白い色の素材なのですが、
天然の石である為?真っ白なものもあれば、薄い緑色がかかったものなど、
1つ1つ、形、色ともそれぞれの個性のでたものができていました。

勾玉完成! 家族で勾玉完成!!

う〜ん、ビューティフル。

1つ作ってみると、他の人の出来上がりや、自分の作品の過程などを思って
次はこうしよう、次はもっとこういう風にしたい!次はこの色の石でやってみよう、
と思ってくださる方が多かったです。

磨き上がりを見るとまた作りたくなる、こういうのも装飾品である、
勾玉作り体験の1つの魅力なのではないのでしょうか?

石器編へつづく