碧玉(へきぎょく)
不透明で緑色をした石です。地下から噴出した溶岩が固まったときに、脈状にできた鉱物です。弥生時代以降、多くの玉の材料として使われました。
瑪瑙(めのう)
半透明の赤っぽい色をした石ですが、成分的には碧玉とほとんど変わりません。不純物の鉄の成分により色の変化があるようです。
滑石(かっせき)
白色または緑灰色をした軟らかい石で、非常に加工しやすい石です。古墳時代には玉だけでなく、様々な道具の模造品、中世以降は石鍋などに使われました。
翡翠(ひすい)
緑色や白色、白色に緑色の斑点ものなどがありますが、緑色のものが好まれ使われたようです。硬玉や軟玉とよばれますが、一般に翡翠とよばれるものの多くは軟玉のようです。縄文時代には硬玉の「大珠」とよばれる玉や古墳時代には勾玉などの材料として使われました。産出する所は限られており、日本では新潟県糸魚川市周辺で見られます。
勾玉(まがたま)
装身具(そうしんぐ)の玉の一つで曲玉とも書く。C字形をし、端に孔をあけた玉。縄文時代から作られている。動物の歯牙の基部に孔をあけて用いたのが原形といわれている。弥生時代から古墳時代にかけて多く作られ、硬玉(こうぎょく)、碧玉(へきぎょく)、瑪瑙(めのう)、ガラス、滑石(かっせき)製など様々な材質の玉が作られた。なかには、大きな勾玉と小さな勾玉がついた、子持ち勾玉とばれる玉もある。
管玉(くだたま)
細長い円筒形の玉で、碧玉製のものが多く、主に弥生時代・古墳時代に作られました。他の玉と組み合わせて、首飾りとして用いられました。
丸玉(まるだま)
ガラス製が多いですが、碧玉、瑪瑙製もあります。主に古墳時代から奈良時代に作られました。
小玉(こだま)
丸玉を小粒にしたもので、ガラス製が多く、主に弥生時代・古墳時代に作られました。
臼玉(うすだま)
管玉を短くした形で、多くは滑石製ですが、ガラス製もあります。主に古墳時代に用いられました。
切子玉(きりこだま)
水晶製のものが一般的で、横から見ると六角形の形をしているのが特徴です。主に古墳時代に作られました。
勾玉 子持ち勾玉 管玉 丸玉(首飾り) 小玉 臼玉