土器の焼き方には、大きく2つの方法があります。
 一つは、「野焼き」という方法で、縄文土器や弥生土器などで用いられた焼き方です。地面に掘ったくぼみの中や地面そのままの場所で焼いた方法で、最も簡単な焼き方です。
 もう一つは、「」を用いた方法で、須恵器や陶磁器などを焼くときに用いられます。古墳時代に朝鮮半島から伝わってきた技術で、「窯」という密閉された場所で焼くことによって、非常に高い温度で焼くことができます。
 現代では、電気窯や登り窯などいろいろありますが、私たちが日常使っている食器の陶磁器は窯を用いて焼かれています。



1.土器を置く場所を暖める(1時間ほど)
火床(土器を焼く場所)を決めて、周りを少し掘りくぼめる。(写真はレンガだが、土の上で焼く場合には、少し掘り下げると火のまわりが良くなる。別に平らでも焼くことはできる。)
 そして、火床の地中の水分を抜くために、空焚きをする。
(その時に空焚きの周りに土器を置き、暖めて、最後の乾燥をする。)
 
 
   
2.さらに土器を暖める(20〜30分)
空焚きのための木を完全に燃やし、火が消えたら、その燃えカス・灰(燠・おきという)を平らにして、その上に土器を並べる。
  
20〜30分ほどすると、土器が黒くなってくる。
 
                                   
3.土器を焼く(1時間半〜2時間)
さらに土器が暖まり、黒くなってきたら、薪を入れ再点火する。
       

4.完成!
薪が焼け落ち、火が消えたら、土器を取り出し、そのまま冷まして完成!!(早く冷ましたいときは、水につけてもOK!)
完成!!!