〜信州編 その1〜





 長野県長門町立考古・民俗資料館 原始・古代ロマン体験館に行ってきました。長門町は、諏訪湖から北東方向に位置し、黒耀石の鉱山で有名な星糞峠があります。国道152号線から少し入ったところに建物はありました。
 
 名前の通り、資料館と体験施設が複合した施設で、体験メニューは土器づくり、布織り、石器づくり、磨製石斧づくりなど合計8種類の体験プログラムがありました。今回は、その中でも石器づくりと骨角器づくりを体験しました。受付で申し込むと広い作業室に案内され、館の人から作り方について説明を受けました。


体験館の入り口 石器作りの様子



 石器づくりは、黒曜石の剥片2つと竹ひご製の弓・矢がセットになった「石器づくりセット」がすでに用意されており、それを用いました。作業としては、黒耀石の剥片を三角形に整えてヤジリを作っていきます。

作業は、木の棒に太い銅線を差し込んだ道具を用いました。ちなみにこれも受付で販売していました。ヤジリは押圧剥離技術で剥離していきますが、実際には、「うりゃ、うりゃ」という感じで作っていきました。

隣では6・7才の親子連れの人がいましたが、楽しそうに作っていました。そして、ヤジリをなんとか作り上げ、切れ込みの入った竹ひごに差し、付属のたこ糸でしばった後、ボンドで接着・乾燥して完成しました。自分でいうのもなんですが、なかなかの出来栄えでした。

 「実際には打たないでください。あぶないですから。あくまでも観賞用に…」ということだったが、男の子(昔は)としては、かなり衝動にかられました。ちなみに、竹ひごにたこ糸の弓では、張りが弱くあまり飛ばないと思うのですが…(あくまでも想像)そんなこんなで石器づくりが終わりました。


体験できる物の展示 いろんなグッズが販売されています



 次に骨角器づくりをしました。これは、適当な大きさに切った平たい骨を用いて、穴をあけ、磨いてネックレスにするというものです。骨は、牛の骨を用いているおり、穴は、復元した石錐(石のキリ)を用いてあけました。

磨くのは、勾玉作りと同じ要領で、まずヤスリで削り、次に耐水ペーパーで仕上げました。そして最後にひもを通し完成しました。



 原始・古代ロマン体験館では、他にも多くのプログラムがありしたが、時間の都合もあり、それ以外は体験できませんでした。最後に当館の特色についてまとめると、体験プログラムの豊富さもそうながら、体験プログラムを実施するためのセットが事前に用意されており、そのセットが受付で販売されていることです。

つまり、当館で実施できないことでも、そのセットを購入すれば実施が可能です。実際、わたしも縄文アンギン織りセットを購入しました。また、体験セットだけでなく、石器やビーズなどを用いて、ストラップやアクセサリーなど縄文グッズなども多く販売していた。その種類やおぼえ切れないほどである。すごかった。そんな体験館であった。(ぷくぷく)


種類 所要時間 料金 備考
縄文土器作り 1時間30分〜 1000円 作品受け取りは2ヵ月後。釉薬コース(2000円)もある。
縄文織り 2時間〜 1000円 花瓶敷きをつくる。作品は当日持ち帰り。
骨角器づくり 500円 1時間程度 作品は当日持ち帰り。
黒耀石の彫刻 800円 30分〜 研磨した石に彫刻ペンで書き込む。作品は当日持ち帰り。
縄文ネックレスづくり 800円 30分〜 黒耀石・貝殻などのビーズを15個選んで作る。作品は当日持ち帰り。
磨製石斧づくり 1000円 1時間程度 天然の石を砥石やヤスリで削って作る。作品は当日持ち帰り。
石器づくり 500円 1時間程度 黒耀石でやじるを作る。作品は当日持ち帰り。
ペンダントづくり 500円 1時間程度 黒耀石でペンダントを作る。作品は当日持ち帰り。






住所 〒386-0601 長野県小県郡長門町大門1581
TEL 0268-68-4339
開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 月曜日・年末年始(月曜祭日の場合は翌日休館)
利用料金 入館料:大人200円 子ども100円
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